澤穂希さんと同じ病気・めまい

澤穂希さんと同じ病気に

良性発作性頭位めまい症」という病気を初めて知ったのは、なでしこジャパンの代表選手「澤穂希選手」が「アルガルベカップ」に出場途中で試合を欠場し、帰国後にその病状が発表された時でした。ただ病名や原因を聞いただけではそれが自分と同じ病気なのか?理解できませんでした。それから2ヶ月少々後の5月中旬に「澤穂希選手」がテレビ局のインタービューに答えて、次のような説明をされていました。

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「今の体調は絶好調の時と比較すると、まだ20%~30%です。病状が一番酷い時は寝ることは出来るのですが、寝返りを打ったり、寝る向きを少し変えようとすると天井が急回転を開始して寝ている事が出来なくなりました。徐々に改善はしているのですが、いつ再発してもおかしくなくて、病状が悪化する事はあるそうです。気圧が変わって耳を刺激すると良くないので、飛行機での移動には専用の耳栓を使うように医師の方に指導されていますが、この耳栓が使い捨てで価格が高いのです」

この耳栓の名前はインタービューでは説明されませんでしたが、恐らく「イヤープレーン」という製品で一組が1000円弱で購入できます。説明にはフライトの往復で機能が低下するので、次のフライトには新品をとありました。「サイレンシア フライト」という製品もあって、こちらは使い捨ての記述は無いようです。効果は同じだと言うのですが、症状が酷い方は医師に相談された方が良さそうです。効果は飛行機に搭乗していて、気圧の変化で耳が痛くなる症状を抑える効果があるそうで、防音効果も期待できます。

話を自分の事に戻しましょう。この「良性発作性頭位めまい症」という病気を発症したのは母親の介護が終わって、様々な後悔を自分が感じだした頃です。いつものように寝て、朝少し早目に目が覚めたと同時に天井が廻り出し寝ている事が出来なくなりました。起き上がったら多少マシになったのですが、眠いのでまた横になるとグルグルと高速回転が始まります。その状態で少し我慢していると収まってきましたので、そのまま眠ろうとしたのですが寝返りを打つとまた同じ回転が始まります。

どうも頭の向きを変えると回転が始まるらしいので、向きを変える動作をしなければと思いじっとしようとしたのですが、それは生理的に無理なので、頭の向きを変える動作を出来る限りゆっくりとした動作にしてみました。頭の向きを変える動作が遅くなると高速回転が比較的起こらなくなりました。 

サイレンシア・フライト(左=1500円弱)とイヤー・プレーン(右=900円弱で使い捨て)、家族で愛用しています。両方共に左右一組の価格です。効果は個人差があると思います。

この症状になった前の日に何か問題が無かったか、自分の一日を振り返ってみました。お風呂に入った直後にダンベルで日課のトレーニングを行い、その直後に飲酒して寝ています。かなり血行が良くなった状態で飲酒しているいう事に何か理由があったのかもしれないと、自分なりに考えました。この日の状態はまだ横になると目が廻りますので、どうやって寝るか?が悩みでした。

寝て頭を動かすと目が廻り寝ている事が出来なくなります。寝返りは出来ないという事が分かりましたので、寝返りをせずに眠る事にして何とか寝る事が出来ましたが、寝ている途中で目が覚めて寝返りをするとまた目が廻って寝ている事が出来なくなりました。数日はこの状態が続きましたが、寝返りの打ち方で目が回る度合いの違いを感じだしたのもこの頃からです。

ここまでを整理しますと、大きなストレスを受けた状態が続き、普段より血行が良くなった体で多めの飲酒をして睡眠に入った翌朝に発症し、数日は寝ていて目が回る症状に襲われた。症状は子供の頃に回転する乗り物に乗って目が廻った状態に非常に良く似ている。この状態でじっとしているのは非常に辛く、結果的に睡眠を続けることが困難になり、起きてしまう。起き上がって少し経過すると症状は緩和され横になる事は出来るが、急いで体を横にすると同じ症状に見舞われます。

この症状は脳梗塞にも類似性があるようなので、症状が継続する場合は医師の診断を受けた方が良いようですが、頭の角度を変える事で症状が緩和するのであれば「良性発作性頭位めまい症」と考えて問題は無さそうです。ただ初めて経験した時は本当に驚き、命の危険性すら感じました。