自律神経失調症と治療

自律神経失調症と治療

自律神経失調症は様々なタイプがあるようで、「1.生まれつき血圧が低く、体力が無い」という人も居るようですが、自分は明らかに違います。また「2.自分の体の不調に敏感」というタイプでもありません。「3.感情や疲労のストレスを抑えてしまう」というのも原因になるのですが、更に「4.慢性的なストレス」というのも大きいようです。この2種類には決定的な違いは無いように見えます。ストレスは抑えてしまっても、ずっと受けても身体に悪い影響があるようです。

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母親の介護について、家族にも負担にならないようにと自分の範囲で収める努力を可能な限り続けていたのがストレスだったのかもしれません。家族が母親のところに行くと戻って来てから問題点を指摘される事がかなりありました。特に母親自信が自分で出来る事をやろうとしないという指摘が多く、家族を納得させるべきなのか?母親に何とかやらせる方が良いのか悩みました。家族が母親の所に行くと家族がストレスを抱え、それが自分のストレスになってしまい、途中からは母親の家には自分が全て行くようになりました。

全て自分が抱えてしまう方がむしろストレスが緩和されたようで、その後は足に力が入らなくなる問題は緩和されたように記憶しています。介護の問題は介護される本人との関係性に違いがある同士が同じ事を受け持つと介護する側の中でストレスが発生してしまうというのも大きな問題かもしれません。誰もが仕事で介護している訳では無く、何がベストか専門的に分かっている訳でも無く、肉親である立場と幾ら親しくても義理の親だったりする場合では感じ方が違います。

有酸素運動がベスト

神経性の病気の治療には血流を良くする薬により、神経の失調などで起こる症状を緩和する処方から、抗鬱剤など脳と神経そのものの状態を平静に保つ薬の処方や、心理療法など様々な治療があるようです。
個人的には自然な治療が良いと思いますが、仕事が忙しいと基本的に薬物を処方する事になります。特に脳に作用する薬の処方は賛否両論あって、場合によっては悪化したり、薬そのものの副作用で別の症状を発症する場合もあるので、運動療法で対応しています。
 
何の検査も受けずにというのは駄目なのかもしれませんが、個人的には有酸素運動がベストだと考えて、出来る限り毎日ウォーキング&ラニングをしています。距離にして毎日5キロ程度を軽いラニング程度の速度で歩くか走るようなものですが、開始して2年経過した現在では更にストレスが重なっても足に力が入らないような症状は発症していません。
 
また「良性発作性頭位めまい症 」も完全に息を潜めています。有酸素運動は体そのものの健康にも直結しますが、脳の働きを良くして、アルツハイマーや痴呆の予防にもなります。有酸素運動を習慣にするのは運動が嫌いな人にとっては結構大変かもしれませんが、病院に通って薬漬けになるよりも遥かに健康的だと思います。軽い坂を利用すると歩く速度に無関係に有酸素運動になるのでが、自宅の周辺には坂らしい坂が無くてというのが残念です。